浦和ブレイクタイム『 2017年の浦和レッズを振り返り、2018年のミッションを確認する!?』


浦和ブレイクタイム『 2017年の浦和レッズを振り返り、2018年のミッションを確認する!?』

2017年の浦和は、クラブ史上2度目となるアジアクラブチャンピオンの栄冠を手に入れる。決勝戦で創られた世界に誇るコレオグラフは、選手達に勇気を与えた最高のメッセージとなったであろう。

ただ、国内タイトルに至ってはリーグ戦7位、カップ戦は早期敗退と何れも結果を出すことなく『何とも言えない空虚感』を残しシーズンを閉じる。




2017年シーズンキャンプ直前の事。クラブオフィシャル情報では、ラファエルシルバなどの新戦力が次々に発表されていく。

国内リーグ戦とACLのダブルタイトル獲得を目標に、そして2016年の雪辱を果たす為に、チームがどう変わり、どう強化されていくのか?期待とわくわく感のある時でもあった。

ただ、何故だろうか?

その期待とわくわく感にズレが生じていく。発表される新戦力ポジションに偏りがみられるからだ。

前所属クラブでトップ下やボランチで活躍していた選手が多く、明らかに守備面で活躍してきた選手が少ない。

更に、ベテラン勢にはなるが、バックアップのセンターバックである永田や加賀は他クラブへ移籍していく状況であり、また準レギュラー的な存在の那須も前シーズンから負っている怪我の回復状況がわからない。

当然、クラブ側も周知している状態なのだろうが、即戦力となる新たな守備要員を補強しないのだろうか?ACLは戦っていけるのだろうか?

それとも、2016年リーグ戦に残した『失点28』の凄い成績をやってのけたメンバーが居る為、2017年シーズンも同様にやれるとクラブ首脳陣(監督・フロント陣)は考えていたのだろうか?

ここから私的な見方になるが、確かに2016年シーズンの浦和は強固なチームであったと思われる。

シーズン通じボランチから前線選手の守備意識が高く、効率的に動きよく働いていた。相手ボールに対する寄せの早さと強いプレスでボールを奪い、更に多くのロストボールを我がモノにするパワーがあった。

サイドバック陣のギリギリ上がり過ぎないエリアまでの攻撃参加、ウイングポジションの多彩な攻撃も重なり、全員攻撃且つ全員守備のカタチが出来上がっていた。

選手全員が緊張感と集中力の高さをキープし、ミスの少なさがチームを引き締めていたのではないだろうか。

間違いなく高い意識の中で闘っていた。


ただ、そのチーム状態であったにもかかわらず、ACLは惜しくも敗退、リーグ戦タイトルは最後に全てを無くしてしまう厳しさと虚しさを味わう。

だから故に、タイトル獲得経験も豊富でメンタルの強い中堅選手や守備面で要となる選手(外国人)等を補強するべきだと考える。勿論、言い出したらキリがないが(笑)。

結果的に補強したポジションは、ボランチやゲームメイク系(古い?笑)の選手を多く獲得し、メディアの評価は小粒揃いの補強と言われた。

様々な見方がある中、2017年が開幕する。

先ず、シーズン開幕を知らせるゼロックススーパーカップに出場し、鹿島アントラーズに敗戦、続いてリーグ開幕第一戦では横浜Fマリノスに敗戦。

クラブのシーズンを占う重要な2試合において、守備の連係ミスなど集中力に欠いたプレーが続き、守りの不安が露呈する。

リーグ戦も中盤に差し掛かる夏場に『ようやくか!』と期待のセンターバックの新戦力マウリシオを獲得。ただ、ここに至るまで多くの敗戦と失点が重なり、5年間続いたペトロヴィッチ体制に終止符が打たれることになる。

堀新体制となり、攻守バランスの組み換えや戦術変更に慣れない状況ではあったが、クラブ2度目の栄冠『アジアチャンピオンズリーグ』を制覇する。

FCソウル、上海上港、済州ユナイテッド、川崎フロンターレ、アル・ヒラルなどの各国強豪クラブを接戦の末に破り凄い偉業を成し遂げる。

しかしリーグ戦は勝ちきれない戦いが多く、勝ち点が伸ばせない試合が続いていく。リーグ後半戦はACLの戦いに伴う怪我や疲労も重なり、結果7位と言う何とも言い難い順位でシーズンを終える。

2017年シーズン最後の挑戦となったFIFAクラブワールドカップでは、順々決勝で早々に敗退、準決勝レアルマドリードとの対戦が叶わずに5位の成績でUAEを去る事となる。

日本のスタジアムではないUAEの地において、滅多に試合する事の出来ないレアルマドリードとのガチの試合(勝負)が叶わなかった事は、選手・サポーターにとって本当にショックで残念な出来事となった。

クリスティアーノ・ロナウド、マルコ・アセンシオ、モドリッチ、ベイル、ベンゼマ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、その他有名選手とのユニ交換(笑)も逃してしまった。

2017シーズンをターニングポイントで捉え、振り返るならば、

◎ クラブ2度目のビックタイトルACLを制覇

● 早々に敗退してしまった国内カップ戦

▲ 5年続いたペトロヴィッチ体制から堀体制へシーズン半ばに移行

△ センターバックのマウリシオを夏場に獲得

● 7位と言う評価の難しい順位で終わったリーグ戦

● FCWCではレアルマドリードと戦えなかったショック

▲ 2018年ACLには出場しない状況。

何れにしても『何とも言えない空虚感』を残すシーズンとなった。

本当に獲得が難しいアジアチャンピオンズリーグの制覇、クラブワールドカップUAE大会への出場など、多くの賞金獲得と大きな偉業を成し遂げたが、国内タイトルは何一つ得ることが出来なかった。




『 浦和レッズ2018年シーズンのミッションを確認する!』

2018年の浦和はACLの出場がない。

先ず、リーグ戦のミッションは優勝。最低目標は、ACL出場圏内の3位内に入ること。予選から絡めるルヴァンカップ、天皇杯のタイトルは当然狙っていく。

タイトル獲得を目標に掲げないクラブは勿論無い。ただ国内3冠を目指すクラブは決して多くないはず。アジアチャンピオンを含めた4冠を目指すことになるとACLに出場する4クラブに限られてくる。

直近3年~5年間に渡るリーグ戦成績と獲得してきたタイトル等で、クラブの総合力が見えてくるのではないか。選手層や資金力等も合わせた見方に絞っていくと国内タイトル3冠を達成できるクラブはかなり限定される。

私的な見方になりますが、国内3冠が達成出来るクラブとして挙げられるのは、

⚽ 鹿島アントラーズ

⚽ 川崎フロンターレ

⚽ ガンバ大阪

⚽ セレッソ大阪(2017年カップ戦2冠、リーグ戦3位は評価できる)

⚽ 浦和レッズ

この5チームにはその実力が間違いなくあるはず。

2018年の各クラブの動向に目が離せない。新戦力や移籍する選手が激しく動いている。その中で浦和レッズはどんな感じ(雰囲気)のチームが創られるのか?シーズンスタートから指揮ができる堀体制はどんなサッカーを見せてくれるのだろうか?

新たな強固なチームはつくれるのだろうか?

今年はワールドカップイヤー。日本代表選手の最終選考や決勝トーナメント進出の可能性など、何かとザワつく話題がある中、

何れにしても、私の一番は今も昔も浦和レッズ。

それでは。





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