『IFFHSクラブワールドランキング2016』Jリーグ勢はFC東京がトップに!?根拠を検証!



『IFFHSクラブワールドランキング2016』JリーグはFC東京がトップ!




IFFHS『クラブワールドランキング』とは?

今回は、IFFHSが毎年発表している『クラブワールドランキング2016』についてレポートしたいと思います。

このランキング、2017年4月上旬にリリースされているので、既に内容をご存じの方は多いかと思います。

的を得ているところや理解出来ないところが混ざり合い、毎年ツッコミどころの多い(笑)モノとなっている様ですが、このランキング、一体IFFHSは何を基準に決めているのでしょうか?

その疑問と合わせ、IFFHSとは一体どんな団体?どんな組織なのか?簡単になりますが、調べたモノをまとめ、その後にランキング表やJリーグのクラブの順位、ランキングの根拠などを検証していきたいと思います。

ですので、時間を持て余している時、暇な時に見てもらいたい投稿でもあります。細かい添付資料(表)もまあまあ気合いを入れて作成していますので、

適度にツッコミつつのんびり見てもらうのが、一番良いと思っています。宜しくお願いします。

それではスタートです!

その前に、IFFHSとはどんな組織なのでしょうか?確認してみましょう。

IFFHSの正式名称は『国際サッカー歴史統計連盟』と言います。1984年ドイツ・ライプツィヒにて発足。サッカーに関する様々な歴史や記録などを扱っている組織で、国際サッカー連盟=FIFAとは無関係とされています。

一番有名なサッカークラブ世界ランキングを始め、ポジション別の選手ランキングや各国リーグランキング、月別得点ランクなど、様々なランキングを作成しリリースしている様です。


ランキングの基準となるポイントとその計算方法とは!?

IFFHSは、クラブランキングを決定する為に独自のポイントを設定しており、そのポイント表は①各国リーグ戦ポイント ②各国カップ戦ポイント ③チャンピオンズリーグポイントの3つとなります。それらポイントを一年間集計、クラブランキングを決定しています。(下表参照)

因みに、①各国リーグ戦ポイントと②各国カップ戦ポイントにおける、Jリーグレベルは『レベル2』となります。

何年か前は『レベル3』の時もあった様ですが、レベルの変動については、その根拠や理由については、全てIFFHSが決めている事なので全くわかりません。

ドイツブンデスリーガ、スペインリーガエスパニョーラ、イングランドのプレミアリーグ、イタリアセリエAなどは『レベル4』中国スーパーリーグは『レベル2』韓国Kリーグは『レベル3』に設定されています。

高いレベルであれば、必然的に合計ポイントが多くなる設定だと思われます。

クラブランキング基準となるポイント表
①各国リーグ戦ポイント 勝ち 引分 負け
レベル4 4 2 0
レベル3 3 1.5 0
レベル2(J) 2 1 0
レベル1 1 0.5 0
②各国カップ戦ポイント 勝ち 引分 負け
レベル4 12 6 0
レベル3 8 4 0
レベル2(J) 5 2.5 0
レベル1 1.5 0.75 0
③チャンピオンズリーグポイント 勝ち 引分 負け
UEFAチャンピオンズリーグ 14 7 0
UEFAヨーロッパリーグ 12 6 0
UEFAスーパーカップ 14 7
コパ・リベルタドーレス 14 7
コパ・スダメリカーナ 12 6
CAFチャンピオンズリーグ 9 4.5
コンフェデレーションズ杯(CAF) 7 3.5
AFCチャンピオンズリーグ 9 4.5
AFCカップ 7 3.5
AFCプレジデンツカップ (終了) 4 2
CONCACAFチャンピオンズリーグ 9 4.5
OFCチャンピオンズリーグ 5 2.5
FIFAクラブワールドカップ(決勝以外) 14 7
FIFAクラブワールドカップ(決勝戦) 21 10.5

『クラブワールドランキング2016』で1位に輝いたクラブは!?

どこかの国のリーグ組織を優先的に配慮したり、忖度(そんたく)などでランキングを決めていないと思われますが、実際のところはどうなのでしょうか?(笑)

兎にも角にも、サッカーに関係する事なら、なんでもランキングにしてしまうのがIFFHSなのかもしれません。

IFFHSについての詳細はこれで終わりにさせて頂き、本題の『クラブワールドランキング2016』に話題に移りましょう。

さて『クラブワールドランキング2016』でランキング1位に輝いたのはどこのクラブだったのでしょうか?

オフィシャルでは400位ぐらいま発表されている様ですが、ここで全ての順位表記は難しい為、注目クラブに絞り再編集したモノが下表になります。

それではランキングを確認してみましょう。

※全ての順位に興味がある方は、コチラにアクセスして確認して下さい。 http://iffhs.de/

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IFFHS2016クラブワールドランキング表
順位 ポイント クラブ名 所属リーグ国
1位 383 アトレティコ・ナシオナル コロンビア
2位  310 レアル・マドリード スペイン
3位 280 バルセロナ スペイン
4位  262 パリ・サンジェルマン フランス
5位  260.5 シャフタール ウクライナ
6位 254 バイエルンミュンヘン ドイツ
7位  250 ドルトムント ドイツ
8位  248 セビージャ スペイン
9位  239 アトレティコ・マドリード スペイン
10位  234 ユヴェントス イタリア
11位 218 フェネルバフチェ トルコ
12位 216 マンチェスター・ユナイテッド イングランド
13位 212 アトレチコ・ミネイロ ブラジル
14位 206 FCザルツブルグ オーストリア
15位 204 ASモナコ フランス
・・・  ・・・ ・・・ ・・・
25位 187 全北現代 韓国
25位 187 ボカジュニアーズ アルゼンチン
31位 181 ASローマ イタリア
47位 165.5 FCソウル 韓国
51位 162 レヴァークーゼン ドイツ
56位 154 アーセナル イングランド
61位 149.5 FCポルト ポルトガル
97位 125 アルアハリSC サウジアラビア
102位 124 チェルシー イングランド
120位 114 ACミラン イタリア
173位 96.5 ガラタサライ トルコ
178位 94.5 上海上港 中国
180位 94 ヘルタBSC ドイツ
190位 92 広州恒大 中国

なんと1位のクラブは、コロンビアリーグに属するアトレティコ・ナシオナルとなりました。

2016年FIFAクラブワールドカップに南米代表として出場、準決勝では鹿島アントラーズと対戦し、鹿島が勝利したのは記憶に新しいかと思います。

次いで2位となったのはレアル・マドリード。バルセロナは3位と続いています。

5位はウクライナリーグのシャフタールが入ってきています。確かにウクライナの強豪クラブで間違いはなく、チャンピオンズリーグの常連でもありますが、この順位は??なかなか凄いですね。

東アジア地区で最も高い順位のクラブは、審判買収の賄賂事件で話題となったKリーグクラシックの強豪クラブ、全北現代でした。なんと25位にランクイン!

同国リーグのFCソウルも47位にランクインし、なんと、イングランドプレミアリーグのアーセナルやチェルシ―よりも上位に入っています。

更に世界の話題となっている爆買いリーグ、中国スーパーリーグ(CSL)からは、上海上港が178位、そして広州恒大が190位にランクインしていますね。

様々な驚きと興味深さ(笑)がありますが、これもランキングの基準となるレベルポイント合計で決められている結果なのです。


Jリーグ勢はFC東京がトップに!?根拠を検証!

ここに至るまで、日本のJリーグクラブは残念ながら一つもランキングされていません。どの辺りに登場してくるでしょうか?

少しだけそれます。

このランキングを肯定するわけではありませんが、Kリーグ勢やCSL勢のクラブが、Jリーグ勢よりも上に居るというのは、ここ数年間でのACLの実績や、Jリーグ勢に勝っている事実を見れば当然の事なのかもしれません。

とは言え、Kリーグクラシック勢のクラブが、これほど高い順位なのは正直疑問に感じます。…何らか裏取引などしていなければいいのですが(笑)。とは言え(2回目)、仮にそれ風なことをやっても何の得もなく意味もないと思うですが。

さて話をもどします。

そろそろJリーグ勢が出てくる頃かと思いながら、下へ下へと順位を目で追っていくと、ようやく195位に登場です!

さて、その195位にランクインしたJリーグクラブは、

ドドドドドドドドド♪♪ドドドドドドドドド♪(笑)ドドドドドドドドド♪♪ドドドドドドドドド♪(笑)ドドドドドドドドド♪♪ドドドドドドドドド♪(笑)ドドドドドドドドド♪♪ドドドドドドドドド♪ながっ!!(笑)

2020年オリンピック開催地が発表された時の、IOCの偉い外人さんのイントネーションでいきましょう!

『トキョウ!』

FC東京がきました!

回りくどくてごめんなさい。答えは既に出ていましたね(笑)。このFC東京を含めJリーグ勢は6クラブがランクインしています。

2016年FIFAクラブワールドカップで決勝まで勝ち上がり、あのレアルマドリードと戦った鹿島アントラーズか、2016年J1勝点1位の浦和レッズなのか、

何れにしても、この2つのクラブがJリーグ勢で1位と2位に入るかと予測をしていたのですが、IFFHSの統計になるとFC東京になるんですね?

Jリーグ6クラブの順位表!

順位 ポイント クラブ名
195位 90.5 FC東京
221位 84 鹿島アントラーズ
236位 81 浦和レッズ
313位 69 サンフレッチェ広島
348位 64 ガンバ大阪
369位 62.5 川崎フロンターレ

何れにせよ、FC東京が一番上で何も問題ないのですが(笑)、IFFHSが決めている基準ポイントを集計すれば本当にこの結果になるのでしょうか?


ランクインしているJリーグクラブの成績を再計算してみる!?

この結果を調べる価値(意味)があるのかどうか?正直どうなのかと感じていますが、自分以外で、興味のある人がいるかもしれないと思い、

ランクインしたJリーグ勢6クラブを改めて計算してみることにしました。さてさて、その結果はどうなったでしょうか?

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ポイント対象期間

2016年1月1日-12月31日までの1年が対象。

ポイント対象試合は、➀J1リーグ戦 ②天皇杯 ③ACL(AFCチャンピオンズリーグ) ④CWC(FIFAクラブワールドカップ)

※国内カップ戦(ルヴァンカップ)は対象外。

ここからは、添付している表や小さな数字文字が多くなるので、目を凝らしながらゆっくりと眺めて読んでください。もう少しでこのレポートが終わります!頑張って下さい!

先ず、2016年度の勝敗データを各集計項目ごとに入力します。負けにポイントは付かないのですが、入力間違いを起こさない様に全てを表記することにしました。

尚、カップ戦やACLにおいては、引分けからの延長戦やPK戦における勝敗はノーポイントになり、90分間での勝敗と引分けのどちらかでポイントを決定します。

※1: FC東京:ACL勝敗について、プレーオフの1勝もカウント。※2: 浦和レッズ:ACLラウンド16の2回戦データは敗戦。延長戦ドローゲームはノーカウント。※3: 鹿島アントラーズ:天皇杯決勝(2017.1.1)の勝利は、2016年度集計から外れノーカウント。※4: 川崎フロンターレ、浦和レッズ:天皇杯PK戦の勝敗はノーカウント。引き分けでカウント。※5: ガンバ大阪:天皇杯決勝(2016.1.1)の決勝戦の勝利は、2016年度集計にカウント。

2016勝敗データ FC東京 鹿島 浦和
➀J1リーグ 15勝7分12敗 18勝5分11敗  23勝5分6敗 
②天皇杯 1勝1敗  3勝  1分 
③ACL 5勝1分3敗  –  3勝3分2敗 
④CWC –  3勝  – 
2016勝敗データ 広島 G大阪 川崎
➀J1リーグ 16勝7分11敗 17勝7分10敗  22勝6分6敗 
②天皇杯 1勝  2勝   2勝1分
③ACL 3勝0分3敗  0勝2分4敗   
④CWC –  –  – 

上表に入力した2016勝敗データに、IFFHSが基準としている各ポイント表から、それぞれ該当するポイント数を掛けます。

  FC東京 鹿島 浦和
➀J1リーグ (15×2)+(7×1)  (18×2)+(5×1)  (23×2)+(5×1)  
②天皇杯 (1×5)  (3×5)   (1×2.5) 
③ACL  (5×9)+(1×4.5)    (3×9)+(3×4.5) 
④CWC   (3×14)  
  広島 G大阪 川崎
➀J1リーグ (16×2)+(7×1)  (17×2)+(7×1)  (22×2)+(6×1)  
②天皇杯 (1×5)  (2×5)   (2×5)+ (1×2.5) 
③ACL (3×9)  (2×4.5)    
④CWC      

上表の各項目ごとの合計ポイント数は以下の通りとなり、これで確認する限り、鹿島アントラーズが一番多いポイントとなりましたね。

川崎フロンターレはピッタリ。FC東京、広島、G大阪は差が僅かに出ていますが、鹿島アントラーズと浦和レッズにおいては、大きな差が生じています。

2015~2016年はJリーグが2シーズン制だった為、チャンピオンシップで決まった最終順位やシーズン順位など、IFFHS側がクラブ名の見間違いなどがあったのかもしれませんが、

何度も計算してもこうなりました。計算が一致しないのが悔しいですね。(笑)

  FC東京 鹿島 浦和 広島 G大阪 川崎
➀J1リーグ 37 41 51 39 41 50
②天皇杯 5 15 2.5 5 10 12.5
③ACL 49.5    40.5 27 9  
④CWC   42        
⑤集計 91.5 98 94 71 60 62.5
⑥IFFHS 90.5 84 81 69 64 62.5
⑥-⑤差 -1 -14 -13 -2 -4 0

この『クラブワールドランキング』は、ポイント対象となる試合に勝ち進んだクラブ、国内リーグで勝利数の多いクラブ等が、必然的に多くのポイントを獲得することが出来るはずなのですが、

いくらインターネットが普及している時代とは言え、世界中のサッカークラブデータを収集し更に集計するのは大変な作業になると考えられますが、どうなのでしょうか?

ポイント集計に計算間違いはないのか?その元となるデータに見間違いはないのか?など多くの疑問点が残ります。そう感じるのは、このレポートをまとめた自分だけではないと思いますが(笑)。

年ツッコミどころが多く、ネットメディアのネタにもなる『IFFHSクラブワールドランキング』なのですが、こんなカタチで堂々とランキングを発表しているのですから、見方を変えれば、これはこれで凄い事なのかもしれませんね(笑)。

何れにしても、今後もIFFHSから発表される様々なランキングについて、更に自分でツッコミながら暇な時間を見つけてはレポートを積み重ねていきたいと考えています。(笑)

表が多くて逆に見えずらかったかもしれません。長いレポートになってしまいましたが、最後までお付き合い有難うございました。

次は2017年ランキングをレポート?するつもりです。(笑)

それでは!



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